1チーム3名+1頭、2チームで競います。
各レーンには、スタートボックス、ステーション、ゴールが縦に並んでいます。
各ステーション、ゴールにはそれぞれ異なる課題 が用意されています。
スタートラインにいるホルダーにイヌを預けます。
3人のハンドラーはステーション①から③(ゴール)に移動します。
MCの合図で、ステーション①のハンドラーがイヌを呼び、①の課題を指示します。ジャッジの「ハイ!」の合図を確認したら、次のステーションのハンドラーがイヌを呼び、同様に課題を指示します。
③のハンドラーが尻尾を含む体全体がゴールラインを超えたところでステーション③の課題をさせて、競技終了となります。
注)
公式大会では各ステーションの課題が何であるかを、大会当日の朝に出場者に知らされます。
競技エリアの外に出てしまったイヌは呼び戻してかまいませんが、センターラインを超えて隣のレーンに入ってしまったら即座に失格となります。
各ハンドラーは、原則として担当ステーションから離れることは認められません。ただし、ジャッジの指示があった場合は、そのイヌを迎えにいくことは認めます。
イヌが課題を終了せずに次のステーションに行ってしまっても失格にはなりません。ジャッジがやり直しを指示した課題と、残りの課題をやらせてください。
課題にない限り、イヌに触れることは認められません。
トレーニングの目的
飼い主以外の人に対しても呼ばれたら喜んで寄っていき、指示に従える。
オスワリ、フセ、タテを組み合わせたあらゆる連続動作ができる
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さっそくトレーニングに挑戦!
トレーニングしよう!
レッスン1
呼ばれた人の所にすばやく駆け寄り、指示どおり動くことができる
レッスン1.ステップ(1)イラスト
ステップ(1)
飼い主以外の人に呼ばれてもすばやく駆け寄る
グループで練習しましょう!
数人でイヌを囲む。不規則な順番でイヌを呼び、自分の前まで来たらごほうびをあげる。呼んで ない人の所に来てしまったら無視をする。
ステップ(2)
タテ
オスワリの状態から「タテ」と言いながらゆっくりとごほうびをイヌの鼻先から床と平行して離していく。 イヌが立ち上がり始めたら、ごほうびを少し下に向けてイヌが下を見るように誘導する。(上を見上げるとまたオスワリをしてしまうから)
また、ごほうびを下げ過ぎてしまうとイヌがフセをしてしまうので注意する。
イヌがしっかりと立ったままでいられたら、ほめてごほうびをあげる。
「タテ」と言ってごほうびを持たずに手の動きだけで誘導し、立てたらほめてごほうびをあげる。
ステップ(3)
3つのコマンドを組み合わせた連続動作を練習
オスワリからフセと、タテからフセは同じフセの練習でもイヌにとっては全く異なる動作である。
どのような体勢の変化もすばやく確実にできるように練習する。
オスワリ、フセ、タテを使った6種の体勢変化を練習する。
オスワリ→フセ
オスワリ→タテ
フセ→タテ
フセ→オスワリ
タテ→オスワリ
タテ→フセ
知っ得ポイント!
フセ→タテ、タテ→フセは他の連続動作に比べて体勢の変化にやや時間がかかるため、すばやく行えるようにトレーニングを強化する
オスワリ→フセ→オスワリ→タテ→フセ→タテの連続動作をマスターする
ステップ(4)
過去の大会で出題された課題を練習
※課題一部紹介
ロールオーバー
「マテ」をさせたままハンドラーはイヌの周りを1周回る
八の字股くぐり 等
ステップ(5)
飼い主以外の人の指示にもすばやく従えるように、あらゆる課題で練習をしておく